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ビデオカードを選択するときに、意外に重要なのがファンの有無です。ファンの有無によって以下のメリット・デメリットがあります。

ファンが有る場合
・何も考えなくてもちゃんと冷えてくれる。
・なので、そこそこ安定する。
・ただし、当然ファンがある分、うるさくなる。

ファンが無い場合は、上記の逆の特徴があると考えると良いでしょう。馬鹿にできないのが一番下の「うるさくなる」で、ビデオカードのファンは結構うるさいものが多いので気をつけてください。

これには実は理由があります。

ファンは「できるだけ風量を多くする」というのが重要なのですが、ファンの風量は次のような考え方をすることができます。

風量 = ファンの広さ×ファンの深さ×ファンの回転数

CPUクーラーやケースファンの場合、ファンを広くした、深くしたりすることができます。ですが、スロットに挿されるビデオカードは自由な大きさのファンを取り付けることができません。その結果、ビデオカードのファンは小さく・浅くなってしまうため、風量を稼ぐためにファンの回転数を上げることになります。そのため、ビデオカードのファンはうるさいものが多くなってしまいます。

では、ファンレスはどうでしょうか。ファンレスに対する認識として以下のものがあります。
・ファンレスは静か
・ファンレスはファンが要らないくらい熱量が少ない
・よって消費電力が少なくてオトク

あながち間違いではありません。…が、これらを盲信すると痛い目にあいます。
そもそも、最近のビデオカードは性能が高いため、どうあがいても消費電力や熱量を抑えることは難しいのです。確かに消費電力・熱量を抑えてはいるのですが、ある程度で限界を迎えます。そのため、ファンレス設計のビデオカードの場合、大抵はCPUクーラーやケースファンによる風の流れを利用した冷却方法を取っています。つまり、下手にファンレスを選択すると、CPUクーラーの性能を上げる必要があったりケースファンを増やす必要があったりするのです。せっかくファンレスを選択して静音を目指したのに、ケースファンが増えて逆にうるさくなった…と言うことが無いとはいえないのです。

ちなみに私の場合、静音を目指してファンレスを選択しましたが、Core2DuoのCPUクーラーが意外にうるさくて全然静音になっていません…orz
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